自閉症スペクトラムと特徴と原因

自 閉 症 スペクトラム,コミュニケーション能力向上

一昔前までは、変わり者で済まされていた性格も、近年では病名がつくようになりました。
保育園や幼稚園などで発達障害の疑いを指摘され戸惑う親御さんもいることでしょう。

最近増えてきた発達障害の一種で自閉症スペクトラム障害があります。

自閉症スペクトラムとは

自閉症スペクトラムとは、アスペルガー症候群、自閉症、それに類する症状の総称のことをいいます。

子供の行動を観察していて、こだわりが強い、融通が利かない、一人でいることが多い、コミュニケーションがうまく取れていない、空気が読めていないと感じることはないでしょうか。
また、急に叫びだしたり、暴れたりパニック症状を起こすことはありませんか?

イギリスの精神科医ローナ・ウィングらは、自閉症スペクトラムの診断基準として以下の3つを上げています。
対人関係の形成が難しい
言葉の発達に遅れがある
想像力や柔軟性が乏しい

原因については不明ですが、珍しい病気ではなく、
アメリカ疾病予防管理センターの報告によると68人に一人が自閉症スペクトラムとの報告があります。

また、男性の方が女子に比べて5倍多いという特徴があります。

自閉症スペクトラムの原因

最近自閉症スペクトラムと診断される子供が増えてきているようです。
自閉症スペクトラムの原因はまだはっきりしませんが、原因の一つと考えられることが発見されました。

オランダのエラスムス医療センターの発表によると、妊娠中にビタミンD欠乏症になると、
生まれてくることもが自閉症になる確率が上がるとされています。

この研究は、4200人からサンプルをとり妊娠20週目における血中のビタミンDレベルを測定した結果だそうです。

ビタミンDはサプリ等で簡単に補うことができることから、研究が進み因果関係がはっきりしてくると簡単に自閉症スペクトラムを予防することができるかもしれません。

自閉症スペクトラムのコミュニケーション能力向上

最近の研究で自閉症スペクトラムの症状の中でも、
特に人とコミュニケーションをとることができない成人男性を対象にコミュニケーション能力向上を目指した臨床実験が行われました。

対象者には、鼻からオキシトシンをスプレーします。

あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、オキシトシンとは別名愛情ホルモンと呼ばれています。

母親が母乳を出す時や分娩時に関連するホルモンです。
また、恋愛時など人を愛する時にも分泌されています。
最近では、ストレスを軽減する効果もあると報告されています。

話を戻すと、オキシトシンをスプレーされたグループは、人の表情や仕草から人の感情を読み取る能力が
向上したとのことです。

人とのコミュニケーションは言葉だけでなく、目線や仕草などから人の感情を読み取ることが重要ですが、
自閉症スペクトラムと診断された方は、言葉以外からの感情の読み取りが苦手です。

今回の臨床実験で、コミュニケーション能力の向上にオキシトシンが有効と証明されれば、
自閉症スペクトラムの改善に一歩近づいたことになるでしょう。

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